【美郷】平成28年度第10回美郷町救急救命業務事後検証会が実施されました。

皆様こんにちは。取締役の後藤です。

2017年最初の月が早くも終わりに近づいております。

美郷町では朝の気温が-8℃~-6℃を記録しており、出勤前に車の凍ったフロントガラスを溶かす作業がいよいよ日課になって参りました。

また、宮崎県では県内にインフルエンザ流行注意報も発令されておりますので、皆様どうぞ御自愛ください。

 

さて、去る1月23日(月)に美郷町国民健康保険西郷病院にて、平成28年度第10回美郷町救急救命業務事後検証会が実施され、白川、松下、河野、後藤が参加致しました。

今回の検証会では、北郷地区で発生した全ての症例の事後検証と、事前に南郷診療所で検証された南郷地区の検証報告を行いました。

 

このブログでも度々ご紹介させて頂いている通り、検証会では救急搬送された症例を1件ずつ救急救命士より医療機関側へプレゼンを行います。

それらのプレゼンを基に検証を行っていきますが、その際に医師や看護師から、搬送後に病院で行われた加療や入院の有無、その後の経過について詳細に情報を教えて頂いております。

これらの情報を病院前で活動する救急救命士が知るメリットとして、病院搬送後の加療をイメージすることが出来るようになり、それらに併せて病院前から傷病者の方の今後を見据えた活動方針を整えることが可能となります。

 

美郷町では、119番通報が入るとまず住所(出場先)を特定し救急車が出発します。そして現場に向かって走っている車内にて救急救命士より折り返し電話(コールバック)を掛け、現場の詳細な情報や傷病者の状態を伺い、その状況に合わせ必要な資器材を車内で整えた状態で現場に到着出来るよう努めています。

この様に、現場に向かう救急車内で私達は通報の内容やコールバックの内容から、現場で考えられる危険因子(交通事故や作業現場など)や、病態(脳卒中や心筋梗塞などなど)、搬送時に気をつけるべき事項などを2名の救急救命士で話し合いながら現場に向かっております。

この際、病院に搬送したのちにどのような加療が行われているかを良く理解できていれば、傷病者の方にとって最善な病院前救急医療が提供できると考え、事後検証会では様々な点から医師や看護師よりご意見を頂戴しております。

もちろんイメージした現場と実際の現場が違うことは多々ありますし、私達の思い込みによって大きな疾患を見逃す、ということが無いよう、現場では2名の救急救命士がお互い確認しながら活動をしています。

 

今回の事後検証会でも、山岳事案における情報収集の方法やそれらの医療機関側への情報提供の方法、ドクターヘリとの連携活動など多くの内容について話し合うことが出来ました。

これらの課題をひとつずつ改善していき、より良い病院前救急医療が提供できるよう今後とも努めて参ります。

 

最後になりましたが、厳寒の中平成28年度第10回美郷町救急救命業務事後検証会にご参加頂きました医師、看護師、病院職員、役場消防担当の皆様、ありがとう御座いました。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

 

 

Follow me!