【竹富】ピナイサーラの滝で搬送訓練を行いました!

こんにちは!
大変ご無沙汰しています。
竹富救急事業部の鈴岡です。


徐々に暑くなってきましたね。
西表島は、日中30℃を超える陽気が続いています!
そして、6月に入りピーチパインが旬な時期になりました!
この時期のピーチパインは、完熟してとても甘く、食べだすと止まらなくなる魅力があります!
個人的には、海を眺めながら冷やしたピーチパインを食べるのがオススメです。
新型コロナウイルス感染症が落ち着いて来島しやすくなれば、西表島へぜひ食べに来てください!
待ってられないよ!という方は、オンラインショップでもお求めやすくなってます!
ぜひピーチパインの美味しさを体感してみてください!


さて、先日6月15日に西表島カヌー組合様と弊社の合同で搬送訓練を実施しました。
訓練を行うにあたり、行動歴の確認と検温、各種感染症ガイドラインに沿って、十分感染対策に留意して訓練を実施しました。

西表島では天然記念物のイリオモテヤマネコが生息することで有名で、亜熱帯のジャグルが広がる自然豊かな島です。
そして、沖縄県最大の落差を誇るピナイサーラの滝があります!
それらを目当てに、観光される方が多くいます。


ですが、ピナイサーラの滝へ向かう登山道は、ぬかるんでいたり、岩がむき出しであったりと大変滑りやすくなっています。
そこで、足を滑らし怪我をする観光客は少なくありません。
特に、怪我をして動けなくなっても、足場が悪い中での搬送は容易ではありません。
そういった際には、ガイドの皆様と救急救命士が協力して、限られた資器材で迅速に傷病者の対応をする必要があります!

今回はカヌー組合様の協力の下、ピナイサーラの滝壺に傷病者が発生したという想定で、傷病者搬送に関わる以下の点を中心に確認しました。
・指示命令系統の確立
・安全確保の方法
・連絡手段
・搬送経路と手段

訓練前には、以下のことを調整し共有した上で、現地訓練を行いました。
・初動〜救急車内収容までの活動内容
・連絡経路の調整(混乱が生まれないよう)
・人員の配置と役割の明確化
特に、登山道や川に詳しいガイドの皆様には経路について、救急救命士は傷病者の身体的状態と処置について、それぞれの専門性を活かした役割分担を行いました。


今回1番重要であり難しかったことは、搬送時の安全確保でした。
登山道は、雨の日でなくても足場が滑りやすく、足場が狭隘で急な傾斜になっているなど、危険な場所が多くありました。
搬送に工夫が必要と感じた場所では、安全な搬送手段や人員配置を実際に搬送器材を用いて試し、1番安全な搬送方法について話し合いました。また、そのような登山道を回避し、安静かつ早急に搬送できる手段としてカヌーを使用する搬送手段も訓練で行いました。

より安定して搬送するため、傷病者を載せる一艘のカヌーの左右に一艘ずつカヌーをつけ、さらに搬送スピードを上げるため曳航するカヌーをつけました。傷病者の頭部側には救急救命士が同乗し、継続観察できるように配置しました。
合わせると4艘となり大掛かりですが、漕ぎ手が4名、しかもカヌーの扱いに精通しているガイドの皆様となると、追いつくのに一苦労なほどの速さになります!しかも、傷病者(役)にとっても気にならないほどの揺れであったというのが驚きでした!
最終的に、登山道で搬送するよりも半分の時間で搬送することができました!


今回の訓練で最も感じたのは、準備は大事である!ということです。

準備もなしに現場対応すると間違いなく混乱しますし、事故が生じます。
訓練等で準備することで、少しでもリスクを予測して対応することができます。
試行錯誤を繰り返し、現状でできる最善策を編み出す効果が訓練にはあります。

傷病者を安全に搬送し、助けに行く人が誰一人怪我をせず戻ってこられることが1番です!
少しでも安全に現場対応するためには、準備を行い、現場で息が合わせることが鍵になるのだと感じました。

最後になりますが、お忙しい中ご協力いただきました西表島カヌー組合の皆様、ありがとうございました!今後も事故が起きないことを願いつつ、万一の場合には皆様のお力を借りつつも全力で対応させていただきます!

今後ともよろしくお願いします。

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