【美郷】2020年第1回美郷救急事業部車両破壊訓練

皆様こんにちは!

美郷救急事業部 南郷救急課の蔵満です。

〜始めに〜

宮崎県では訓練当日の段階で、新型コロナウイルス感染者は発生していないことから、
行動歴聴取や検温、各種感染症ガイドラインに沿って訓練を実施しました。

去る11月14日(土)に2020年第1回美郷救急事業部車両破壊訓練を実施しました。

美郷救急事業部では通常年に2回車両破壊訓練を実施しておりますが、今年度は新型コロナウイルス感染症の流行もあり、今回が初めての実施となりました。

今回は午前中に机上訓練、午後に車両破壊訓練といった内容での実施でした。

まず、午前中に交通事故事案(多数傷病者)を想定した机上訓練を行いました。

机上訓練では、スウェーデンで開発された、災害訓練を目的としたエマルゴトレーニングシステムやMCLS(多数傷病者への対応標準化トレーニングコース)などの標準化教育コースを参考に訓練を企画しました。

美郷町は面積が広く、救助事案が発生した際には応援の救急隊や消防団(救助団)が到着するまでに時間を要します。そのため、事故発生現場における初めの数十分間のマンパワー(人手)不足を補うため、弊社では独自の指揮命令系統を確立し活動を行なっています。今回はこの「指揮命令系統の知識統一」を目標に机上訓練を実施しました。

訓練方法としては、通報内容をもとに作成した現場想定図の上で各人間や資機材などのピースを動かして活動を行います。その際必要な電話連絡や無線連絡は口頭で行い、車両からの救助、観察やトリアージ、搬送方法など医学的な要素も含んだ想定内容を各チームで実施しました。その後、ブースごとにフィードバックを行い、最後に全体のフィードバック及び現場活動におけるまとめを行いました。

机上訓練では、各ブースで上がったフィードバックの内容に多くの類似点があり、活動の弱点や強みを明確にすることが出来ました。
また、新入社員についても現場活動の流れをイメージすることが出来た等の感想が上がり今後も続けていきたいと強く思いました。

〜机上訓練打合せ〜

また、午後からは「車両破壊の知識、技術における基盤の統一化」を目的とした車両破壊訓練を行いました。

内容としては、各救助資機材の説明後

・車両の安定化とバッテリーカット

・ガラスのマネージメント

・ドアからのアクセス方法

・ボンネット拡張

・バックドア破壊

を行いました。

実際に車両や救助資機材を使用しての訓練は年に多くは実施出来ませんが、貴重な今回の訓練においても社員同士の積極的な意見交換や実際の症例での感想等を交えながら車両破壊訓練を行うことが出来ました。

私自身、今回の訓練では企画・指導を行いましたが、詳細な打合せの重要さや指導の難しさを実感するとともに多くの反省点がありました。また、件数としては少ない特殊事案ですが、日々の訓練が現場活動の質の向上に繋がると再認識しました。今後とも実際の現場活動で誰一人怪我をすることなく傷病者を救出できるよう社員全員で取り組みたいと思います。

〜車両破壊訓練〜

最後になりますが、今回車両を提供していただいた神門自動車の皆様、また駐車場を利用させていただいた南郷地域課の皆様に感謝申し上げます。

今後とも宜しくお願い致します。

〜全体写真〜

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