【美郷】第2回BDLS大阪プロバイダーコースに参加いたしました!

皆様、新年あけましておめでとうございます。

南郷救急課 藤野です。
本年もどうぞ皆々様よろしくお願いいたします!
元号が令和に代わり、令和2年・2020年がやってまいりました!
今年は、東京オリンピック開催の年となります!
皆様、チケットは当たりましたでしょうか?
ちなみに私はテレビでみようと思いますので応募しておりません!(笑)
皆様は、注目の競技等ございますでしょうか?
もしくは、開会式のセレモニーに期待しておられる方も多くいらっしゃるかと思います!

かく言う私は、今回新しく競技に追加されましたスポーツクライミングに注目しております!
どなたか気になる選手が?、というわけではありませんが世界トップクラスの方々のクライミングを見れるのは今後のクライミング(趣味がボルダリングなんです!)の参考になるのでとても期待しております!

オリンピックの話を少ししてしまいましたが、どうぞ皆さま本年もよろしくお願いいたします!

さて、時を少しさかのぼりまして11月24日に開催されました第2回BDLS大阪プロバイダーコースに参加をさせていただき、こちらについてお話していきたいと思います。

BDLS(Basic Disaster Life Support)とは、NDLS(National Disaster Life Support)と呼ばれる災害対応トレーニングプログラムの1つで、このほかNDLSにはADLS(Advanced Disaster Life Support)があります。NDLSは、MCLSやMIMMSといった災害対応標準化コースの1つでもあります。


今回受講をさせていただきましたBDLSの内容は、8時間の座学による講義になります。内容としては自然災害の対応も行いますが主な内容はCBRNE災害になります。

CBRNEとは、化学(chemical)・生物(biological)・放射性物質(radiological)・核(nuclear)・爆発物(explosive)の頭文字をとったもので、NBC災害の別名ともなります。
CBRNE災害はテロリズムによるものも多いですが、化学工場での事故や原子力関連の事故による災害も含まれます。
このため、講義では様々な化学物質に対する生体反応や放射線の種類によって起きる障害等を学びます。

また、これらの事故では専用の個人防護具が必要になってきます。普段私たちが使用しているのは標準的なマスクと感染防止衣ですが、これらでは防ぐことができないため、気密性の高いスーツや人工呼吸器を用いて活動することもあります。これらの使い分けは、現場での汚染物質の濃度が高い場合や汚染物質の内容が分からないときに用いられます。

私がBDLSを受講して、最も印象に残ったのはトリアージの方法です。日本では、1次トリアージにSTART法、2次トリアージにPAT法を用いてトリアージを行っていきますが、NDLSでは、SALTトリアージという方法を用いてトリアージを行っていきます。
START法と大きく違う点としては、トリアージ中に緊急救命処置(LSI Life‐Saving Intervention)と呼ばれる処置が入ることです。
この緊急救命処置には、出血のコントロールや気胸に対する緊急脱気等が含まれます。この処置が必要な傷病者がいる場合はこれらを実施し改善が見込めればトリアージの区分が変わってきます。
ただし、このトリアージは現場に医師又は看護師の方々がいらっしゃらないと行うことができません。ですので、日本では使うことが難しいトリアージ方法となりますが知識として知ることができよかったと思います。
また、このほかにもトリアージの区分を色で話すのではなく言葉で話すというのを学びました。これは世界でみたときの話となりますが、日本ではトリアージの色は4色(赤色、黄色、緑色、黒色)を使用しております。しかし、世界には何百とトリアージの方法がありそれぞれによって色の使われ方も変わります。(基本は一緒ですが色がもう1色追加されている場合や順番が逆等があります。)
このため、SALTトリアージでは色ではなく言葉で相手に伝えるということを学びました。

BDLSでは、今まで学ぶことができなかった分野を学ぶことができ、大変勉強になりました。今後は、実技も行われるADLSに参加し、より高い知識・技術を習得したいと思います。
この度、BDLSに参加された皆様、講師の皆様大変お世話になりました。
また、受講をさせていただきありがとうございました。


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