【勝浦】坂本さわやかクラブ対象救急講習を実施致しました。

こんにちは。

勝浦救急事業部の浅川です。

9月に入り、夏の暑さも和らぎ、朝晩は涼しさを感じられる季節となりました。私は徳島に来て以来、夏は海水浴場におけるライフセービング活動にも参加させて頂いております。今年の夏も大きな事故が無く業務を終えることができたことをうれしく思います。暑い暑い夏が終わってしまうのは、寂しい気持ちもありますが、また来年の夏に向けてトレーニングを積んで参りたいと思います。

さて、去る8月22日に坂本さわやかクラブ対象の救急講習会を実施致しました。今回の講習会では高齢者の熱中症対策という内容でお話をさせて頂きました。今年の夏も全国各地で連日の暑さによる熱中症での救急搬送が多く報告されております。特に高齢者は気づかない内に熱中症となってしまう可能性が高いため、講習の中では熱中症の予防方法と応急手当についてお話をさせて頂きました。高齢者の方々が熱中症になりやすい原因には、体の中の水分量が成人に比べ少ないことと、体温の調節機能が衰えていることなどがあげられます。また、高齢者の熱中症の発生場所は半数以上が室内で発生しております。
そのため熱中症の予防には、こまめな水分補給と室温の管理が重要になります。1日に必要な水分補給量は約1,500㎖と言われておりますので、コップ1杯程度の水を6~8回に分けて飲むことが勧められています。また、部屋の温度は25~28℃が適温と言われていますので、28℃を上回った場合には冷房を活用し室温を管理する必要があります。
講習の中ではこのような点について特に注意をするようにお伝えさせて頂きました。熱中症は油断をしてしまうと命に関わる事態にもなりかねないので、「自分は大丈夫。」というような思い込みはせず、日頃から注意をしていくことが大切です。

また、講習会の後半では熱中症が疑われる場合の対応についてお話をさせて頂きました。熱中症ではめまいや嘔吐など様々な症状が現れますが、熱中症かなと思った場合にはまず涼しいところへ避難し、安静にする必要があります。それから本人に意識があり、水分補給が可能な場合には水分と塩分を補給してもらいます。それでも症状が改善しない場合には医療機関を受診する必要がありますが、意識がなく会話ができない場合や立つこともできない場合には、すぐに救急要請をする必要があります。熱中症の症状が進んでいる場合には一刻も早く医療機関での処置が必要となりますので、そのような場合にはすぐに救急車を呼ぶことをお伝えさせて頂きました。

熱中症は普段の生活から注意をすることで防ぐことができますので、自分自身がならないようにすることはもちろんですが、家族や周りの方が熱中症にならないようにお互いに注意をすることが大切です。そしてもしも熱中症が疑われる場合で自分自身で医療機関に行けない場合にはすぐに救急車を呼んでください。
まだまだ暑い日が続いておりますので、熱中症には十分に注意をして頂きたいと思います。

最後になりますが、この度はこのような講習会の機会を頂き誠にありがとうございました。今後もこのような疾病予防の講習会を開き、町民の方々が安心して暮らせる町づくりに貢献して参ります。

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