こんにちは。

勝浦救急事業部の浅川です。

4月に入り桜の開花シーズンとなりました。徳島県勝浦町では3月24日から4月7日までさくら祭りが開催されており、きれいに桜が咲いております。先日新元号も発表されましたが、今年度も気持ちを新たに業務に励んで参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。

さて、去る3月27日に勝浦中学校生徒を対象に応急手当講習を実施致しました。当日は講師として土手、齋藤、浅川の3名が参加させて頂きました。

講習では中学生に多い怪我の応急手当として突き指や捻挫、骨折の応急手当を実技を交え実施しました。

中学生の怪我の多くは部活動中に発生し、特に手や足の捻挫や骨折が多いと言われております。

捻挫に対する応急手当てでは「RICE処置」について説明をさせて頂きました。「RICE処置」とは怪我をした部位の出血や腫脹、疼痛を防ぐことを目的とした処置であり、「Rest(安静」、「Ice(冷却)」、「Compression(圧迫)」、「Elevation(挙上)」の4つの手当ての頭文字を取った応急手当です。捻挫が疑われる場合には素早く「RICE処置」を実施することで損傷部位の悪化を防ぐことができるという事をお伝えいたしました。

また足首を内側にひねることによって生じる内反捻挫に対する三角巾による固定法についても実技を交えて説明させて頂きました。足首の捻挫は骨を繋ぐ靱帯の損傷によって生じるため、三角巾で足の関節を固定することにより損傷部位に負荷がかからないようにすることができます。参加されている生徒の中には比較的捻挫が生じやすいバスケットボール部やバレー部の生徒の方々も多く、熱心に三角巾を使った固定法を実施して頂きました。

骨折に対する応急手当としては身の回りの物を使った固定法という事で新聞紙や雑誌、ビニール袋を使用した固定法を実施して頂きました。骨折を疑った場合には、患部を動かさずに安静にすることと、骨折の部位を確認し、動かないように上下の関節を固定することを説明いたしました。また、突き指など軽いものだと思っても骨折をしている可能性もあるので、できる限り速やかに医療機関を受診することもお伝えいたしました。

もしすぐに医療機関に行けない場合には救急車を要請することも考慮し、救急要請した場合には怪我をした時の状況や行った処置について記録を行うことも必要になる事をお話しさせて頂きました。

勝浦中学校では救急要請を行った場合に記入する緊急時記録カードというものを準備して頂いており、講習の最後には実際に救急要請をした場合の記録の取り方を生徒の皆さんにも実施して頂きました。

短い時間でしたが今後勝浦中学校の生徒の皆さんが怪我をしてしまった時に、少しでも役に立つ講習となっておれば幸いです。怪我をしないことが一番ですが、起きてしまった時に適切な対応ができるように今後もこのような講習会を継続して行って参りたいと思います。

最後になりますが、この度は講習会を実施するにあたりお世話になりました勝浦中学校養護教諭の飯沼先生はじめ教職員の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。