皆様、こんにちは!

宮崎支社 美郷救急事業部 北郷救急課の濵崎です。

 

2019年に入り、早くも最初の2ヶ月が終わりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

年始に立てられた今年の目標は、達成に向けて順調に進んでおりますでしょうか?

私は、今年の救急救命士としての目標の1つに「これまで踏み出せなかった領域への積極的な挑戦」を掲げました!

その一環として、これまでに受講してこなかった分野への標準化教育コース参加も積極的に行っていきたいと考えております。

そのような目標があるなかで、私は2019年2月11日に熊本市流通情報会館にて開催されました、AHA PEARS Providerコースを受講させて頂きました。

今コースはAHA(アメリカ心臓協会)公式の学習プログラムとなっており、今回はChild Future 熊本様が主催されたものへの参加でした。

PEARSとは、

Pediatric Emergency Assessment, Recognition, and Stabilizationのそれぞれ頭文字をとったもので、日本語に訳すと(小児の緊急時、評価と認識による病態安定化プログラム)となります。

つまり、小児の病態悪化時にすばやく認識・評価を行い、状態を安定化させるための方法を学ぶ講習会です。

 

私は普段の美郷町における救急救命業務活動のなかで小児を対応した経験がありますが、年間を通しての割合でいうと小児の救急現場はとても少ないです。

しかし、救急隊員はいつ・どのような現場から救急要請があるか分かりません。

「いざ小児を対応しなければならない状況になったとしても、落ち着いた現場活動が行えるように少しでも多くの引き出しを増やしたい」という思いで、今回の受講を決めました!

 

PEARSコースでは、「心停止に至らないように早期介入するための思考プロセス」を学びます。

患児接触後は初期評価、一次評価、二次評価を行い、呼吸器系緊急事態に対しては4つ、循環緊急事態に対しては2つの分類からどれに当てはまるのかを判定していきます。

                                                                                                            

私は今コースを受講する前までは、「PEARSコースは小児への対応に特化した内容を学ぶのだろう」と勝手に想像していたのですが、実際には小児だけでなく成人に対しても十分に役立てることのできる内容となっており、大変勉強になりました。

 

当日は座学に始まり、小児・乳児への心肺蘇生スキルテスト、評価・判定の仕方、ケースシナリオ毎のシミュレーション活動、筆記試験等、盛り沢山の内容で、あっという間に時間が過ぎていきました。

 

また、今回の受講生のなかには、日頃小児病棟でお勤めされている看護師の方もいらっしゃり、常に小児患者と接触されている方からのお話は今後に活かせる内容が多くありました。

 

今回の受講をきっかけに、小児救急医療に対してももっと見識を深め、自身を持った現場活動が出来るよう、今後ますます努力を重ねていきたいと思います。

 

この記事をご覧になっている医療関係者の皆様も、ぜひ一度PEARSコースを受講されてみてはいかがでしょうか?

 

最後になりますが、今回のコース開催にあたり準備・運営を行ってくださいましたChild Future 熊本の皆様、当日お世話になりましたインストラクター・受講生の皆様、本当にありがとうございました。