こんにちは。

美郷救急事業部 北郷救急課の加藤です。

朝の寒さは身にしみるものの、日だまりの暖かさには春の到来を感じます。

3月になり気がつけば美郷町に移住して3年が経ちました。自然豊かなところに住むことがこんなに良いことかと日々感じております。温かく迎え入れてくれた美郷町民の皆様には本当に感謝しております。

同じ毎日を繰り返していると人と関わることや住んでいる環境が当たり前になりがちですが、常日頃より感謝の気持ちを持ち精進しようと考えている日々であります。

 

さて、去る2月10日埼玉県さいたま市にある埼玉県立小児医療センターにて開催されました「第32回PBEC in さいたまコース」に弊社よりCC(コースコーディネーター)として後藤が、受講生として加藤が参加させていただきました。

PBEC(Prehospital Burn Evaluation and Care)とは日本熱傷学会が提供する病院前救急医療における観察・処置・判断を学ぶ講習となっております。

受講対象の要件としては「プレホスピタルで熱傷医療に関わる可能性のあるすべてのプレホスピタルケアプロバイダー」となっており、消防団員、消防職員、自衛隊、海上保安官、警察官、救急救命士、看護師、医師などと大変幅広い方を対象としております。

内容としては8時間のコースとなっており、前半部分の講義、後半部分の実技で分かれておりました。

講義の中ではPBECコースの目的、火災現場でのPBECの活動概念の理解、気道熱傷と有毒ガス中毒、化学損傷と除染、電撃傷と雷撃傷について講義を受け、実技においてはデモ隊によるデモンストレーションから始まり、ユニバーサルステーション、ケースベースドスタディステーション、シナリオステーションと分かれて最後に筆記試験を行うような形となっておりました。

救急搬送の中で重度の熱傷傷病者や気道熱傷・電撃症・化学損傷などを経験することは頻繁にあることではありません。しかし、適切な観察処置、医療機関の選定は大変重要になってきます。

特に現場において病院側の知りえない発見時の情報や火災現場の状況を現場の消防、救助、救急隊から搬送先病院に共有することは、傷病者の治療において大変重要な情報となることを改めて確認することができました。

またデモ隊のデモンストレーションによる活動では、救助隊との引き継ぎを始め医師との連絡体制までが大変リアルに表現されており、それを確実にこなしていく隊長を始めとした救急隊は大変素晴らしく、ぜひ見習いたいと感じさせられるようなデモ隊の活動でした。

 

最後になりますが、この度はコースの開催にあたりお世話になりましたスタッフの皆様、受講生の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

今回のコースを通じて新たな刺激を受けることができました。日々の業務にプラスαの刺激が加わることにより、より濃い毎日を過ごすことができていると感じております。

今後とも精進して参りますので皆様どうぞ宜しくお願いいたします。