こんにちは。

勝浦救急事業部の浅川です。

去る12月6日に開催されました三好郡市学校保健連合会講演会に講師として大谷、平岩、中尾、小林、浅川の5名が参加させて頂きました。

講演会の内容は「学校内における緊急時の対応について」というテーマで、三好市内の小中学校の養護教諭の先生を中心に29名の教職員の皆様を対象に学校内における危機管理や救急要請時の対応について、スライドでの説明や実際の事故を想定したシミュレーション訓練を実施させて頂きました。

近年学校の管理下における熱中症や突然の心肺停止、食物アレルギーによるアナフィラキシー症状等により児童や生徒の命に危険が及ぶ事案が少なからず報告されております。

今回の講演会では学校内において児童や生徒の怪我や疾病により救急要請が必要となった場合に、どのような対応を行えばより迅速に適切な対応を行うことが出来るのかといったことをお話しさせて頂きました。

はじめに学校における危機管理として事故を未然に防ぐためには、予めどのような危機が起こりうるのかといったことを把握したうえで危機管理マニュアル等の対策を立てていく必要があります。特に学校における死亡は体育や部活動中の突然死が多いため、放課後の教職員が少ない時間帯や生徒だけの場合を想定した対策が必要になります。

講演会の中では実際に児童生徒が倒れて意識がない状態である場面を想定して、教職員同士でグループに分かれどのような対応が必要となるか意見を出し合ってもらう時間を設けさせて頂きました。今回は様々な学校の教職員が参加されており、各グループ活発な意見が出されておりました。実際の現場においては倒れた児童生徒だけではなく周りにいる児童生徒の対応や教職員間での連携が必要となるため慌ただしい状況となることが予想されます。そのような中でも教職員同士が連携を取り、役割分担をすることの必要性をお話しさせて頂きました。

最後には状況を設定した上でグループ毎に教職員役と児童役に分かれてもらいシミュレーション訓練を行いました。緊急時の対応については頭の中では分かっていても、実際に動いてみるとうまくいかない点も多くあったのではないかと思います。訓練後には振り返りとして良かった点や改善点についてディスカッションを行ってもらい、どのような対応をすべきだったのかという事を話し合って頂きました。

限られた時間ではありましたが、今回の講演会を通して1つでも多くの発見や自校の危機管理対策について見直すきっかけとなれば幸いです。

教職員の皆様にとっては中々このような研修に時間を割くことは難しいかと思いますが、定期的にこのような研修を実施することで危機管理意識を高めることは児童生徒の安全を守るためには大変重要なことではないかと思います。

最後になりますが、この度はこのような講演会の場にお招き頂きました三好郡市学校保健連合会の会長並びに関係者の皆様、講演会に参加して頂きました教職員の皆様に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。