こんにちは!勝浦救急事業部の小林菜々です。

11月11日、高知県にある高知医療センターにて開催された第7回MCLS(多数傷病者対応)標準コースにインストラクターとして参加させていただきました。

このMCLSという標準化コースは、交通事故や自然災害など、様々な原因により発生する災害の現場活動を学び、「防ぎえる災害死」をなくすためのトリアージ方法について訓練を実施します。

全国で開催されているMCLSには様々な職種の受講生が参加しており、災害発生時の現場活動のノウハウを学ぶだけでなく、現場における多職種連携についても多くの知識を得ることができます。

今回の高知MCLSの参加者にも消防職員の方や医療機関(DMATなど)関係者のほかに、警察官の方や海上保安庁の方などが参加されており、災害発生時の各組織の動きなどをご教示いただきました。普段の活動では、多職種の方々の災害時の活動内容などを伺える機会はほとんどない為、私自身とても貴重な経験となりました。

MCLS標準コースの内容としては、講義とグループごとでの机上訓練・ディスカッションがメインです。災害現場を運営し、グループで意見を出し合いながら「防ぎえる災害死」をなくすための最善の活動を行っていきます。

たった1日だけのグループですが、様々な職種のメンバーが集まることで専門分野に関する知識を共有したり、自分にはわからない部分を他のメンバーに補ってもらったりすることで、現場の活動がより良くなっていく様子が伺えました。このようなコースに参加することは、実際の災害現場でも各組織同士の「顔の見える関係」を構築することに直結し、スムーズな現場活動を実施できることも大きなメリットです。

記憶に新しいこととして、2018年は日本各地で地震や水害などが発生し、大きな爪痕を残しました。そして、完全復興までにはまだ時間を要する地域も少なくありません。

災害は、いつどこで、どのような規模で発生するかわかりません。そして、災害発生時には地域を越えて様々な組織が協力し合う必要があり、その重要性を強く感じることができた1日となりました。

災害時の活動についてさらに知識を深めるため、今後もコースに参加させていただきたいと思います。

今回第7回高知MCLS標準コースに参加された皆様には大変お世話になりました。今後もご指導のほどよろしくお願い申し上げます。