皆さん、こんにちは。

美郷救急事業部 南郷救急課の三好将寛です。

11月に入り美郷町では朝晩の冷え込みが一段と厳しくなり気温が一桁になることもあり、体調を崩しやすい時期ではありますが皆様体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい。

 

去る10月20、21日(土、日)に高知県高知市にあります高知赤十字病院で開催されました、「第5回高知J-MELSベーシックコース」に20日は勝浦救急事業部の中尾、21日は勝浦救急事業部の浅川、小林そして美郷救急事業部から私の4名で受講させて頂きました。

J-MELSベーシックコース(Japan Maternal Emergency Life-Saving Basic Course)とは、J-CIMELS(日本母体救命システム普及協議会)が主催の周産期母体の分娩前後に起こりうる急変に対する初期対応を習得するコースになります。

日本における周産期母体の死亡者数は現在も年間40~60例が発生しています。このうち約半数は自宅や一次分娩施設で初期症状を発症しているといわれており、私たち救急救命士も母体急変の対応は必要不可欠な知識・技術だと考えられます。

本コースは3名でチームを組み、それぞれ医師・看護師・助産師役になり、シナリオシミュレーションを行います。そのシミュレーションでは「京都プロトロール」というものを使用して行われます。
「京都プロトコール」の考え方は‥‥
・母体の急変時に高次施設へ搬送するまでに何をするべきかを
・産科単科施設レベルでも実施可能な内容で
・できるだけ単純化してプロトコール化
の3点をもとに限られた資器材・人員で迅速かつ的確に急変対応を身に付けるものになります。

なぜ私が本コースを受講したいかと思ったきっかけは、救急救命士の資格を取得してからも周産期に対して知識・技術が少なく、どのように勉強してよいか分かりませんでした。私が勤務している宮崎県美郷町において実際に分娩寸前の産科症例が発生し、このままでは私自身適切な対応をすることができないと感じ、このような事案に対し、適切に対応できるようになりたいと言う強い思いから受講に至りました。発生件数は少ないかもしれませんが、いつどこで発生してもしっかり対応できるような救急救命士を目指していきたいと考えています。

 

最後になりますが、お忙しいなか御指導頂きましたインストラクターの皆様、コースを運営頂きました皆様、受講生の皆様、本当ありがとうございました。今回学んだことを現場で生かしていけるよう、今後も知識・技術の向上に努めてまいりたいと思います。