こんにちは!

宮崎支社 美郷救急事業部 南郷救急課の藤井です。

夏休みも終わりましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。

体調管理には十分お気を付けください。

 

826()に美郷町南郷農林業者トレーニングセンターで開催されました、「平成30年度災害ボランティアセンター運営訓練」に、三好と藤井の2名で救護活動をさせて頂きました。

 

この災害ボランティアセンター運営訓練とは、

社会福祉協議会様が主催となって開催される訓練で、

災害が発生した地域で立ち上げるボランティアセンターのスタッフとしての活動を訓練するものです。

今回の訓練内容は、

・昨年の九州北部豪雨災害で立ち上がったボランティアセンターでの活動報告

・ボランティアセンター内の各種役割の説明

・災害時に使用する白米の包装食を用いた炊き出しの練習

・受付班、オリエンテーション・マッチング班、送り出し班、ニーズ受付班、模擬被災者に分かれての全体訓練

・振り返り

といった内容でした。

 

この訓練を始めるきっかけとなったのは、2011年の東日本大震災でした。

当時、この災害後に被害の大きかった地域ではボランティアセンターが立ち上がりました。

しかし、被害があまりにも大きく、地元の方の気持ちや、様々な要因からボランティアセンターの立上げまでに時間を要しました。

実際に宮崎から東北にボランティアに参加した社会福祉協議会の方が、もしこのような災害が発生した時には迅速に対応できるよう日頃から訓練する必要があると考え、翌年の2012年より、宮崎県では各市町村の社会福祉協議会が主催となり、ボランティアセンター運営の訓練を実施しています。

 

全国各地から被災地へボランティアに参加される方がたくさんいることは大変良いことであります。

しかし、一刻も早く現地へ行って作業したい!

という気持ちが先走るあまり、被災者の気持ちに寄り添ったボランティア活動ができない場合もあります。

 

ボランティアセンターでは、被災者の方からのボランティア依頼を親身になって受け付け、相談に乗り、ボランティアの方たちの活動を全て把握し統括をします。その活動期間は、東日本大震災のある地域のボランティアセンターは50日間活動したそうです。

 

訓練の中でお話をお伺いしたところ、

「地域のことはその地域に住む住民が一番よく知っている。だから災害時には私たちだけでなく町民の方も一体となって活動していきたい。

「地元で作るボランティアセンターでありたい。」

「ボランティアセンターは各地区によってやり方は変わるもの。先入観を持たずにその地区のやり方を尊重して柔軟に対応しなければならない。」

「被災者の想いに寄り添うボランティアセンターでありたい。」

このようなことをおっしゃっていました。

 

近年ではは全国的にも災害が多く、より一層災害対策に関して重要視されていきます。

災害時こそ、人と人との支え合い、繋がり、強力が必要不可欠です。

そして災害時にはボランティアセンター等で一生懸命に働く方や、遠方からボランティアに来る方や、地元を守る気持ちで前に進む被災者の方、多くの方が様々な場所で同じ気持ちで活動をしています。

そういったことを決して忘れることなく、いざという時には思いやりの気持ちをもって、被災者の方に寄り添った活動ができることが大切です。

 

私自身、ボランティアセンターでの活動について知らないことが多く、今回参加させて頂き大変勉強になりました。医療従事者として、災害時で即戦力として活動できるように日頃から訓練を重ねていきたいと思います。