皆様、こんにちは!

宮崎支社 美郷救急事業部 北郷救急課の河野です。

先日、九州南部でも梅雨開けが発表され、ようやく夏本番の季節になってきました。皆様にとって夏と言えばどのような楽しみがありますか?私にとって夏と言えば、各地域の祭事であったり、花火大会、また私の実家が葡萄を栽培しているので、夏が旬の葡萄を食べるのも楽しみの1つになります。他にも海や川・プールで泳いだり、BBQをしたり夏にしか味わえないイベントごとが沢山あります。そんな夏を今年も思う存分楽しんでいきたいと思います。

 

さて、先日7月19日(木)に美郷町南郷支所の多目的研修センターにて美郷救急事業部合同訓練を実施しました。

今回の訓練は、昨年度の3月に実施した訓練同様、ロープレスキュー訓練を実施しました。当日は北郷救急課・西郷救急課の勤務者は残念ながら参加することは出来ませんでしたが、新入社員含め計10名での訓練でした。

訓練目標として、、、

① 使用資器材の特徴を理解すること

② ロープシステムの知識・技術について全員が共通理解を持つこと

また、新入社員は美郷救急事業部合同でのロープレスキュー訓練は初めてだったので、まずは標準化の徹底に重きを置いて取り組みました。

何故、今回もロープレスキュー訓練を実施したかと言いますと、そもそも美郷町は宮崎県の北部にある自然豊かな町で約90%を山林が占めています。また、宮崎県林業技術センターや林業大学校(2019年4月~)が開発されており、美郷町を筆頭に宮崎県は別名で林業県と言われる程、林業に力を入れております。ということで、いつ山林で救助事案が発生してもおかしくありません。実際に私が入社して間もない頃、119番通報内容で山で滑落したという事案が発生しております。その時期はまだロープ救助についての知識や技術が乏しかったため、消防団員や役場職員と協力して救助しました。せめて誘導ロープだけでも作成しておけば、救助の時短になりますし、安全面で考えた時に作成している場合としていない場合では全く違います。救助する私達(救急救命士)が滑落したり、怪我することはあってはならないことです。ですので今回もロープレスキュー訓練を実施しました。

訓練内容としては、午前中に確認テスト(各ロープの破断強度確認)・ロープワーク・バスケット担架への縛着方法・ビレイ作成・倍力システム作成を行い、午後からはビレイ作成と倍力システム作成をしっかりと1人で迅速かつ正確に作成できるかの確認を行いました。

今回は実技の時間を長く設けさせて頂き、標準化の徹底ということで社員全員が正確にシステム作成できるまで実施することができました。山岳事案に遭遇することは多いことではありませんが、いざとなった時に落ち着いて安全に活動を行えるように今後も継続して訓練していきたいと考えております。

まだまだ知識も技術も未熟であり、改善するべき項目も多々ありますが、1つ1つ目標を達成して最終的は実際に山林に足を運び、どのようにアクセスを実施するべきなのか、安全管理の面は本当に大丈夫なのか、複数傷病者が滑落している現場はどのように対応していくのか、社員全員で考えてより良い活動になればなと思います。

 

最後になりますが、美郷救急事業部合同訓練を実施するにあたり訓練場所を提供して下さいました美郷町南郷支所の職員の皆様ありがとうございました。今後も訓練を重ねて安全で迅速な山岳救助が出来るように精進して参ります。