こんにちは!
南郷救急課の平岩です。

去る4/21・22日の2日間で日本プラウドケア教育協会主催のフィジカルアセスメント研修に参加させて頂きました。総論・呼吸器編、循環器編、感覚系・運動系・神経系の全3回に分かれており、今回は総論・呼吸器編に受講させて頂きました。この研修会は、『フィジカルアセスメントの目的と意義』を理解し、『異常な呼吸音の聴き分けの技術』の習得を目標として行われています。
フィジカルアセスメントというと救命士ではあまり聞きなれない分野かと思います。本研修会も看護師向けの研修会ではありますが、私は以前にもこの研修会に参加させて頂いたことがあり、救命士にもフィジカルアセスメントの技術は必要だと思いました。
フィジカルアセスメントとは、身体的な情報を意図的に収集し判断して共有するものです。心電図モニターを装着しているからモニタリングしているというわけではありません。その傷病者はなぜ心電図モニターの装着が必要なのか、心電図モニターを装着しどんな情報が欲しくて観察するのか、観察した結果を自分だけがわかっていればいいのか、日常の業務から当たり前のように行っていることではありますが、改めて視点を変えて考えてみるとその一つ一つは誰のためにやっているのか考えながら行う必要があると感じました。救急救命士は行える処置が限られているかもしれませんが、救急現場で一番最初に接する医療従事者として、しっかりとしたアセスメントが必要とされているんだと思いながら日々の業務に励もうと思いました。

そのような話を総論でして頂き、後半は呼吸音について学びました。呼吸音はその場で判断しなければいけない為、聞こえ得る音を正しく知り、事前に準備したカタログから音を振り分ける作業です。事前に音のカタログを準備することはとても重要になります。会場でもありました京都科学の呼吸音シュミレータ ラングを用い、異常呼吸音4種類+胸膜摩擦音、呼吸音の減弱・消失等いろいろな呼吸音を聴くことができました。救命士の教育で呼吸音については、深く踏み入った教育を私は受けたことがなく異常な呼吸音はCDか現場でしか聴いたことがなかった為、吸収出来ることがたくさんありました。現場でも冷静になり、自分の中の音のカタログから振り分けていきたいと思います。

2日間と短い時間ではありましたが、とても充実した時間を過ごすことができました。
このような研修会を開催してくださいました日本プラウドケア教育協会 代表 大澤様、講師として講義してくださった山内豊明先生、お忙しい中会場や機材の準備をしてくださいました京都科学の皆様に感謝申し上げます。
来月は、循環器編を受講させて頂きます!