こんにちは。

新年明けましておめでとう御座います!!
勝浦救急事業部の浅川です。
本年も日本救急システム(株)をどうぞよろしくお願いいたします。

さて、去る12月17日に徳島市民病院で開催されました第5回徳島市民病院ICLS(Immediate Cardiac Life Support)トレーニングコースにスタッフとして小林が、受講生として浅川が参加させて頂きました。

ICLSコースとは突然の心停止に対する最初の10分間の適切なチーム蘇生を習得することを目標としており、研修医や看護師、救急救命士などの医療従事者を対象としたコースとなっております。

心停止に対する蘇生には胸骨圧迫や気道管理、除細動器の操作や薬剤投与など多くの役割がありますが、コースの中ではシミュレーション実習を中心にチーム蘇生をマネージすることを通じて実践的に手順を習得することができました。

午前中はBLS、気道確保、モニターに分かれ手技の確認を行いました。
BLSでは特に胸骨圧迫の質(位置、リズム、深さ、リコイル)を保ちながら絶え間なく続けることを注意して行いました。心停止の蘇生には何よりも質の高いBLSが不可欠なものとなります。今回のコースで使用した訓練用の人形では胸骨圧迫の位置や深さをモニタリングすることができ、客観的にスキルの評価をしてもらうことができました。救急隊にとっても心停止の傷病者を救急現場から医療機関に搬送する際には良好な胸骨圧迫が求められるため、改めて重要性を認識することができました。
気道確保の手技ではBVM(バックバルブマスク)を使用した換気方法や気管挿管の手技について学びました。BVM換気ではマスクフィットを確実にすることや十分な換気が行えているかを評価することが大切であり、気管挿管ではメリットとデメリットを理解した上で確実な挿管をする必要があることを学びました。
モニターと除細動の手技では4つの心停止波形を理解し、安全な除細動を実施することを学びました。

午後からは実際に心停止患者を想定したシミュレーションをチームの中でリーダーを回しながら行いました。心停止の認識から最初の10分間はBLSや除細動、薬剤投与などで慌ただしくなりますが、リーダーの役割としては全体を見渡し必要な処置の指示や評価を行うことが大切です。また、リーダー以外のメンバーもリーダーからの指示を受けた際には責任をもって処置にあたり必要な場合には情報共有をしていくことが大切であることを学びました。今回のコースでは医師、看護師、救急隊員がチームとなり、それぞれの立場で協力をしながら蘇生を行うことができました。実際の臨床現場において医師、看護師の皆様と連携をとる際には、このようなコースで顔の見える関係を築くことも大切なことだと感じました。

最後になりますが、この度はコース開催にあたりご指導いただきましたスタッフの皆様、共に受講をして頂きました受講生の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

徳島市民ICLS