皆様、こんにちは。勝浦救急事業部の大谷です。

去る10月5日、東京都多摩市にある国士舘大学大学院 救急システム研究科にて、論文指導のための研究発表会が開催されました。
この発表会は、博士号を目指す院生のための研究報告会 並びに 修士号を目指す院生のための中間発表会の二部にて構成され、弊社から白川、後藤、古川、大谷の4名の博士課程在籍大学院生が出席いたしました。

博士課程、修士課程総勢22名の大学院生がそれぞれの研究してきた内容を報告し、互いに意見を出し合い、教員よりアドバイスを頂き、改善すべき部分が多く見えた報告会となりました。
弊社に在籍する院生4名の研究内容は、心肺停止患者における胸骨圧迫の質に関する内容や、ウツタインデータベース(日本全国の心肺停止症例データベース)をもとにした観察研究などが主な内容となっております。

弊社4名のうち2名の論文はすでに海外誌に掲載されており、現在もさらなる研究を進めているところでありますが、残り1名も海外誌に提出済であり、現在査読を受けております。
またもう1名も国士舘大学大学院のご協力のもと、インパクトのある論文投稿を準備させて頂いております。

これまでプレホスピタル分野の研究は、医師による医学的な見地からの解析が多く行われておりましたが、国士舘大学大学院では14年前より救急救命士の修士課程が設置され数多くの研究が行われており、救急救命士の多くの諸先輩方が各種学会や医療系雑誌にて様々なテーマで発表されております。
今後もプレホスピタル領域の専門家である救急救命士が現場で発生している臨床的疑問を研究し改善していくことで、病院前救急救命システム改善や救命率の向上へ寄与することが出来ると考えております。

弊社においても臨床能力の向上のみではなく、こうした研究分野にも積極的にチャレンジし、プレホスピタル分野のさらなるエビデンス構築に向けた活動をさせていただきたいと思っております。

こうした学問体系に取り組むためには個人的な負担が大きく発生しますが、弊社では大学院へ通うための学業支援制度を設けております。またこの学業支援制度は全ての社員に平等に設けられております。
この様な学業活動を通して学んだ知識や技術、様々なノウハウを持ち帰り、地域の病院前救急医療に還元することが我々が果たすべき使命と考えております。

社員一同、これからも様々なジャンルで活動して参ります。皆様今後ともJEMSをよろしくお願い致します。

2017-10-05 12.26.04