みなさん、こんにちは!

美郷救急事業部北郷救急課の平岩です。
GWも終わり、5月も半ばに入りました。連休はいかがお過ごしだったでしょうか?
美郷町は、梅雨のように雨の日々が多くなっています。
雨の日は気が沈みがちですが、私は雨にも負けず日々精進していきたいと思います。

 

去る5月9日に平成29年度第4回北郷救急課全体会議&机上訓練を行いました。

全体会議では、普段実施している救急活動についてより良く改善していこうという意識が強いこともあり、この日も多くの意見があげられました。
特に各出場における全件事後検証では、出場した救急救命士のみならず、その他の救急救命士も自分が出場していたらと考えた上で、先輩後輩関係無くディスカッションを行います。
出場隊が受けたフィードバックは出場隊のみならず課員全員の振り返りとして挙げられた改善点となります。良くなかったことは改善し、良かったことは共有していくことでお互いの知識技術の向上に努めています。
全体会議後は、机上訓練を行いました。
今回の想定は、「トンネル内のバスとワンボックスカーの正面衝突事故、ワンボックスカーの運転手が運転席で挟まれて動けない」という内容でした。

このような想定では、どのようなことに注意し活動していくでしょうか?
現場の安全管理・二次災害の危険性、多数傷病者、レスキュー隊の要請など多くのこと考えながら活動していかなければなりませんが、美郷町は非常備消防地域であり、初動の救急救命士がメインでCSCATTT(※1)を確立していかなければなりません。
今回の訓練では、机上訓練ということもありCSCAをどのように確立していくかがポイントでした。

活動を振り返りあげられた課題は、
・山間部のトンネルでは携帯電話は圏外であり普段使用している無線の中でも使用できない種類があるため、本部とのやり取りをどのような連絡手段を用いるか?
・指揮所をどこに設置するか、他の連絡手段として何が使えるか?
・救急救命士2人の役回りは?

以上の3つがあがりましたが、私と一緒に出場隊役を行った田之畑救命士とは、「初動で資器材の準備や情報伝達経路をうまく確立できなかった」という反省が挙げられました。
私はこのような現場に100%の正解はないとは思いますが、その時その時全力で行っていても振り返ると改善すべきことはたくさんあると思います。
多くの選択肢を考え、第二・第三の手と後手に回らないようにするためにも、もっと町内の地理や地域特性を理解しなければいけないと感じました。

 

町内でこのようなことが起こらないことが一番ですが、もしもの場合に備え私たちは日々訓練を重ね備えています。
特に美郷町ではこのような自隊だけで活動困難な場合、町の総務課や消防団の方々の協力を頂き活動しており、合同訓練なども重ね少しずつではありますが連携した活動が徐々に出来上がってきていると感じております。
私たちが美郷町や勝浦町の皆様に御協力いただき活動できることに感謝し、日々の業務の改善に努めていきたいと改めて思いました。

 

徐々に暖かい日が続くようになり、大型連休後で体調の崩しやすい時期でもございますので、体調管理にはお気をつけてお過ごしください。

 

キャプチャ

 

※1 CSCATTT 災害時緊急医療体制の7つの基本原則により要約
Command&Control:指揮命令/連絡調整
Safety:安全確保
Communication:情報伝達
Assessment:評価
Triage:トリアージ
Treatment:治療
Transport:搬送
MIMMS(Major Incident Medical Management and Support) 大事故災害への医療対応-現場活動における実践的アプローチ より引用